安定性を比較【WiMAX2+編】

WiMAX2+の安定性

WiMAX2+は電波を用いて通信を行う関係上、どうしても電波の入り具合により安定性が左右されてしまう

WiMAXは室内に弱い」というのが以前から弱点として言われていた。ルーターを窓際に置いたり、金属製のボウルでアンテナを補助したりといった工夫がよくなされていたようだ。

ただ最近では、安定性を向上させる技術も導入されている。複数の周波数帯を同時に使って通信するCA(キャリアアグリゲーション)や、送受信に複数のアンテナを用いて通信するMIMOがそれだ。

通信が安定して行えるかどうかは、基地局との距離や混雑状況、周辺の建物の構造などさまざまな要因があるが、つながりやすい周波数帯および通信経路を優先的に利用するなどして、うまく通信回線を補完することによって安定性が向上する、といった具合である。なお、それらの処理はルーター端末が自動的に行ってくれる。

CAやMIMOによる通信を行うためには、それぞれに対応した端末を使う必要がある。さらにCAに関しては対応エリア内である必要がある。ややハードルが高いのがネックではある。

最初に登場したCA対応端末は「Speed Wi-Fi NEXT W01」、MIMO対応端末は「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(4×4MIMO)だ。今までモバイルルーターを使っていて安定性に不満があったという方は、次はCA対応のルーターを選んでみてはいかがだろうか。

もう1つ、「ハイスピードモード」での接続先の切り替えも安定性に関係するので、紹介しておこう。

「ハイスピードモード」は、従来のWiMAXとWiMAX2+のどちらかに接続するモード。では実際にどちらにつながるのかと言うと、これはWiMAX2+の方が優先となっている。WiMAX2+の電波が入ればそちらに、入らなければ従来のWiMAXに接続しようとする。また、接続中に電波が弱くなってきた場合も、もう片方に接続を試みるようになっている(ハンドアップ・ハンドダウン)。

この際の接続の切り替えはシームレスに行われる。通信が途切れたタイミングを自動的に検知して、IPアドレスも変わること無く切り替わる。利用者はすぐには、切り替わったことに気づかないことも多いだろう。

ただ、シームレスとはいえ、瞬時に…とはなかなかいかず、どうしてもわずかにタイムラグが生じるようで。その瞬間は通信がもたつく場合も。電波が不安定な場所では、そのラグが気になることもある。

そういう時には「ノーマルモード」の出番だ。「ノーマルモード」なら従来のWiMAXのみに接続するため、接続切り替えによるラグの発生が起こることは無い。状況によってこれらのモードを使い分けるのが、今のところベストなようだ。

光の安定性

光ファイバーでの通信は非常に安定している。接続が切れることはまず無い。

もし不安定になるとしたら原因は、光通信の設備の調子が悪いか、あるいは端末(PC・スマホ・タブレット等)の問題の可能性が高い。まず端末をチェックしよう。もし端末に問題が無く、設備の方の問題が疑われるときは、業者に連絡して通信設備をチェックしてもらおう。

両者を比較。どちらが安定している?

安定性は、やはり光がWiMAX2+を上回る

しかし、外出時に持ち出せる等のメリットがあるのがWiMAX。そちらを取るか、安定性で光を取るか、ご自身の利用状況を踏まえた上で決めよう。

WiMAXのような電波による通信が、光並みの安定性を得る日は来るのだろうか。そうなれば、また違った世界が広がりそうで楽しみである。

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