WiMAX2+とは? そのメリット・デメリットを解説

2013年にサービス開始した「WiMAX2+」(ワイマックス ツープラス)。従来のWiMAXの上位に位置づけられるサービスだ。その特徴は何なのか、従来との違いは何なのかを紹介する。

WiMAX2+のメリット・デメリット

大幅に高速化

当初は下り最大110Mbpsだったが、さらにパワーアップしている。「4×4MIMO」「キャリアアグリゲーション」といった機能により、対応端末であれば下り最大220Mbpsもの通信速度となった

かつての光でも下り最大100Mbpsが売りだったが、それをも上回る速度だ。もちろん実効速度でも当時の光と同等か、あるいはそれ以上の速度が出る模様。これまで以上に快適なネットライフを送れるだろう。

端末によっては引き続き、従来のWiMAXで通信することもできる。ただ従来のWiMAXは徐々にサービス縮小が行われているところで、通信速度が以前は下り最大40Mbpsだったのが現在では13.3Mbpsに引き下げられている。ここも覚えておきたいポイントだ。

通常プランとギガ放題プラン、好みで選べる

プランは大きく分けて2種類。月間の通信量が7GBの制限がある「Flat ツープラス」と、月間の通信量に制限が無い「Flat ツープラス ギガ放題」だ。

※料金プランにかかわらず、混雑回避のための速度制限(3日間で3GB以上利用時)あり。

「Flat ツープラス」は料金が安いのが特徴で、本家UQ WiMAXで契約した場合の月額料金は3,696円(最大25ヶ月間)。税込でも3,992円であり、ギリギリ4,000円を下回る額をキープしている。

そして「Flat ツープラス ギガ放題」は、たっぷりネットを使える代わりに月額料金がやや高めの4,380円(最大25ヶ月間、ただし最初の3ヶ月は月額料金3,696円)。ご自身の利用状況に応じて選べるのはうれしい。

快適なのはもちろん後者の「ギガ放題」の方で、外出先から写真を送受信したり、オンラインストレージにアクセスしたり、動画を見たり、あるいはリモートデスクトップを使って他のマシンと通信を行ったりと、ガンガン使っても大丈夫。外出先だけでなく、家でもぞんぶんに利用ができる。精神衛生上よく、ストレスから解放されるだろう

いずれのプランにも混雑回避のための制限はあるが、よほどサイズの大きいファイルの送受信を行わない限り到達しない容量であるため、ほとんどの方はこれを気にすること無く利用できるだろう。

また、これら2種類のプランは月単位で切り替えができるのも特徴である。出張や旅行などでネットをたくさん利用する時だけ「ギガ放題」の方に変更する、といった使い方も可能だ。

モード切り替えで、従来WiMAXも、au 4G LTEも使える

まだWiMAX2+のエリアに入っていないという方も安心。現在出ているWi-Fiルーターの多くは、従来のWiMAXにも接続が可能だ。さらに、追加のオプション料金を支払うことで、au 4G LTEへの接続も使うことができる。エリアの拡大を待つ必要なく、高速通信を利用できる。

そのあたりの設定は、モード切替で行うことができる。そのモードは以下の3種類がある。

  • 従来WiMAXのみに接続する「ノーリミットモード」
  • WiMAX2+と従来WiMAX、接続できる方に自動的に接続する「ハイスピードモード」
  • WiMAX2+とau 4G LTE、接続できる方に自動的に接続する「ハイスピードプラスエリアモード」

これらのモードは、端末の操作ですぐに切り替えが可能だ。

詳しくは後の記事で紹介するが、このモード、率直に言って少々ややこしい。筆者は従来のWiMAXのようなシンプルな体系がよかったのだが…。他社サービスとの競争もあるし、なかなか維持できなかったといったところか。しっかり勉強して、無駄なく利用するようにしたい。

従来のWiMAXとは別契約

WiMAX2+の利用にあたっては、従来のWiMAXを利用している方であっても、新規の契約が必要だ。機器だけ交換して乗り換えたりすることは残念ながらできない。従来のWiMAXの契約期間がまだ途中の場合は、期間が切れるタイミングでWiMAX2+に変更するのが良いだろう(そうでないと解約手数料がかかってしまう)。

2014年11月からUQ WiMAXにて行われている「史上最大のタダ替え大作戦」を利用すれば、契約解除料や登録料なしでWiMAX2+に乗り換えることができる。ただし可能であれば、WiMAXの契約更新月に合わせてプロバイダを乗り換えるようにした方が、キャンペーン特典の面でメリットが大きいためおすすめだ。

WiMAX2+に関する豆知識

「WiMAX2+」という名称だが、これは規格名ではなく、UQによるサービスのブランド名称である。

このサービスの通信で使用している規格は、「WiMAX Release 2.1(WiMAX 2.1)」という。従来WiMAXの後継規格のWiMAX 2(WiMAX Release 2.0)に、TD-LTEという規格との互換性を持たせたもの。将来の拡張性が考慮されているようだ。

この次のサービス名は、やはり「WiMAX turboR」になるんだろうか…?


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